奈良市の6ホテルが共同ランチ企画

 奈良市内の6ホテルが共同のランチ企画を展開している。地物野菜やヤマトポーク、大和茶など奈良産の食材を使った和食のランチで、各ホテルの料理長がオリジナルメニューを創意工夫した。6ホテルを食べ歩くと抽選で宿泊券や食事券が当たるスタンプラリーも実施している。

 企画は「奈良はうまいものばかり」を合言葉に9月10日から、はじめて6ホテルが共同で取り組んだ。ホテルの味めぐりと奈良県産の食材をアピールしようと11月30日まで展開する。共通メニュー名を「和の昼膳」とし、料金も2000円で統一している。

 利用者は最初のホテルでスタンプカードをもらえる。期間中に全ホテルを回ってスタンプを集めると、その場で2000円分の6ホテル共通食事券がプレゼントされるほか、企画終了後には抽選でペア宿泊券や3000円食事券が当たる。

 6ホテルは、ホテルアジール・奈良▽春日ホテル▽ホテルサンルート奈良▽ホテル日航奈良▽奈良パークホテル▽奈良ロイヤルホテル。

 地元客を中心にした企画だが、幹事ホテルの奈良ロイヤルホテルによるとスタートから2週間で1ホテルあたり1日4-5食の利用があるという。今後、地元紙などで企画を告知し、目標の1000食を達成したいと意気込んでいる。


情報提供:トラベルニュース社