島根県松江市に「バリアフリーツアーセンター」

 「誰もが安心して観光ができる松江を目指して」をコンセプトに8月25日、島根県松江市に「松江バリアフリーツアーセンター」が開設した。障害者の市内観光の支援や旅行のバリアフリー情報を発信する。

 センターは、NPO法人プロジェクトゆうあい(三輪利春理事長)が運営する。視覚や聴覚に障害がある人や車イスを使う人の観光を人的に介助、支援するほか、入浴の手伝いなどの相談にも応じる。

 また、旅館ホテルや観光、飲食施設、交通機関のバリアフリー情報を案内し、ホームページでも山陰のバリアフリー旅行情報を発信する。松江や近隣の観光関係者を対象にしたバリアフリー研修などバリアフリー環境整備にも取り組む。

 観光案内は松江城など市内を主とし、ガイド料金は半日4時間で1千円、4時間以上は2千円(ガイド時の交通費や食費は実費)。入浴介助は2時間で5250円。利用はメールまたは電話・FAXでセンターに依頼内容を連絡し、詳細を打ち合わせる。相談は無料。

センターは、松江城に近いタウンプラザしまね2Fにあり、営業時間は10-18時。


情報提供:トラベルニュース社