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エクスペディアの観光客調査、3年連続で日本1位−行儀よく静か、苦情少ない

  • 2009年7月16日
 エクスペディアが実施した調査「エクスペディア・ベストツーリスト2009」で、日本人がトータルランキング1位となった。これは、各国観光客の評判を調査する目的で実施するもので、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジアパシフィックの約4万人のホテルマネージャーに質問を送り、約12%の4557人から回答を得た。日本人は調査開始以来、3年連続で1位となっている。

 回答によると、日本人はその国のマナーや一般的なエチケットを守る「行儀の良さ」「礼儀ただしさ」「清潔さ」「もの静か」「苦情が少ない」ですべて1位を獲得。「おしゃれ」では4位、「気前の良さ」「チップの多さ」でそれぞれ5位となった。調査項目の中では唯一、「現地語を話す」が24位で5以内に入らなかった。ランキングはある程度の回答数を獲得しないと順位に反映されず、5位内にランクインしたのはアジアでは日本のみとなっている。

 トータルランキングの順位では2位にイギリス人、3位にカナダ人、4位にドイツ人、5位にスイス人と続く。8位のアメリカ人は項目別では「気前の良さ」「チップの多さ」「現地語を話す」で1位を獲得したものの、「礼儀ただしさ」「部屋をきれいに使う」「もの静か」がワースト1位で、項目によって大きく評価が分かれたユニークさがあった。