デルタ航空、6月の国際線旅客輸送量は8.7%減、太平洋路線は17.3%減に

  • 2009年7月9日
 デルタ航空(DL)の6月の総旅客数は前年比4.6%減の1489万1005人であった。数値にはノースウエスト航空(NW)も含む。国際線に限ると、有効座席マイル(ASM)は6.1%減、有償旅客マイル(RPM)数は8.7%減となった。特に太平洋路線はASMが5.9%減に対し、RPMが17.3%減と大きく減少した。国際線では2ケタ減となっているのは太平洋線のみ。中南米線は9.7%、大西洋線は4.8%減となっている。

 ただし、新型インフルエンザが世間を騒がせた5月と比べると、総旅客数が7.5%減の1372万5597人、国際線のRPMは14.6%減で、6月は回復傾向にある。方面別のRPMも5月は中南米線は19.5%減、大西洋線は5.3%減、太平洋線は31.6%減で、いずれも減少幅が改善した。