KNT、5月の海外旅行取扱高は23%減、インフル影響甚大−ホリデイ人数は増加

  • 2009年7月7日
 近畿日本ツーリスト(KNT)の2009年5月の旅行取扱高は、新型インフルエンザで大きな影響を受け前年比21.9%減の297億6491万7000円となった。このうち、海外旅行は23.4%減の88億8316万1000円で、特に団体旅行が52.4%減(13億6773万7000円)と苦戦。一般団体は48.8%減(13億4650万円)、学生団体は91.4%減(2123万7000円)となった。一方、海外の企画旅行では取扱高は14.8%減(44億4205万7000円)であったものの、ホリデイの取扱人数は5.6%増となった。個人旅行も、企業の海外出張自粛により国際航空券が70.8%減となり、個人旅行全体は12.4%減(30億7336万7000円)となった。

 なお、国内旅行の取扱高は22.2%減の198億5010万4000円。団体旅行は24.4%減の92億4616万2000円、企画旅行は15.3%減の72億2982万5000円、個人旅行は28.9%減の33億7411万7000円であった。また、国際旅行は15.6%増の6億5256万4000円となった。