ブリティッシュ・エアウェイズ、ロンドン・シティ初の長距離線−JFKに運航へ

  • 2009年6月30日
 ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は9月29日、ロンドン・シティ空港では初となる長距離路線の運航を開始する計画だ。路線はロンドン・シティ(LCY)/ニューヨーク(JFK)線で、当初はロンドン・シティ空港が使用できない土曜日を除く週5便で就航し、10月中旬以降1日2便に増便する。機材はロンドン・シティ空港から離陸できる最も大きなエアバスA318型を使用。座席数は32席で、全席ビジネスクラスで運航する。便名にはコンコルドでヒースロー/JFK便を運航していた時のBA001便/BA002便を復活する。

 ロンドン・シティ発の往路では、機体重量軽減のために搭載する燃油量を減らすことから、アイルランドのシャノン空港を経由して給油。シャノン空港では米国の入国・通関手続きを済ますことができる。復路は直行で運航する。

 業務渡航需要を見込み、機内ではインターネットの接続環境を構築。また、チェックインは出発15分前までとし、ラウンジ機能を持つ専用の出発ゲートを設置した。


▽BA、LCY/JFK便運航スケジュール
BA001便 LCY 12時40分発/JFK 17時05分着
BA002便 JFK 18時30分発/LCY 7時05分着(翌日)
BA003便 LCY 16時00分発/JFK 20時25分着
BA004便 JFK 21時50分発/LCY 10時25分着(翌日)