ショートフィルム映画祭に観光部門新設

 観光庁とショートショートフィルムフェスティバル&アジア実行委員会はこのほど、2010年の映画祭に新たなコンペティション部門として観光部門を設けると発表した。

 
「旅っていいな」「旅がしたくなった」「日本に行きたくなるね」など旅をテーマにした作品を募集する。入賞作品は映画祭で上映するほか、優秀作品はアワードセレモニーで表彰する。賞金も授与する方向で検討している。

 作品は、映画祭後もインターネットを中心に国内外で作品を紹介するほか、海外向けなどの観光プロモーションに活用していく。

 応募作品の長さは10分以内。DVDで提出する。募集期間は8月1日−12月15日。

 ショートフィルムフェスティバルは米国アカデミー賞公認の映画祭で、世界中から厳選されたショートフィルムが一堂に上映される。

 コンペティション部門にはインターナショナル部門 、ジャパン部門、アジア・インターナショナル部門の3つがあり、それぞれの部門で最優秀作品には賞金60万円が贈られる。また、このうち1作品はグランプリとして、次年度のアカデミー賞短編部門ノミネート候補になる。

 6月4日から東京や横浜市の会場で09年映画祭が行われている。期間は6月14日まで。


情報提供:トラベルニュース社