京王観光、09年度の営業収益は3.1%減−支店網の活用で下げ幅少なく
京王電鉄の2009年3月期(2008年4月1日〜2009年3月31日)の連結業績で、京王観光を含む旅行業の営業収益は前年比3.1%減の186億4100万円となった。燃油サーチャージの高騰や景気後退などにより海外旅行は苦戦したものの、京王電鉄沿線に展開している支店を活用して営業を展開した結果、国内団体などの取り込みに成功したという。また、期間中にはコンサルティングを重視した旅行カウンター「トラベルプラザせいせき」も設置した。
2010年3月期(2009年4月1日〜2010年3月31日)については、内部取引を除外すると営業収益が6.5%増の196億円、営業利益が前年並みの2億円を予想する。新型インフルエンザによる影響が懸念されるものの、燃油サーチャージの値下がりや円高によって海外旅行需要の拡大が期待されるほか、定額給付金も一定の効果があると見込む。また、支店網を活用した地域密着型営業も強化、継続する方針だ。
2010年3月期(2009年4月1日〜2010年3月31日)については、内部取引を除外すると営業収益が6.5%増の196億円、営業利益が前年並みの2億円を予想する。新型インフルエンザによる影響が懸念されるものの、燃油サーチャージの値下がりや円高によって海外旅行需要の拡大が期待されるほか、定額給付金も一定の効果があると見込む。また、支店網を活用した地域密着型営業も強化、継続する方針だ。