デンマーク、日本市場を重視―体験型旅行から学ぶ旅行を提案

今回の来日は、スカンジナビア政府観光局(STB)が2009年から開始した「ジョブ・エクスチェンジ・プログラム」にもとづくもの。これは、マネージャークラスのスタッフの仕事内容を交換し、互いのマーケットの動向を把握したり、新たな目線を取り入れることを目的としている。このほどキレリッヒ氏は、STBアジア太平洋地区代表のソーレン・レアスコウ氏と1週間仕事内容を交換、日本、韓国、中国、インド、オーストラリアの中から日本にのみ来日した。キレリッヒ氏は、「今後は、全スタッフを巻き込んで2、3年に1度ずつ実施していきたい」と話し、国際的な考えを養うことでマーケットに対して敏感でいられることを訴えた。