アメリカン航空、第1四半期は純損失約372億円−需要低迷で収益落ち込み
アメリカン航空(AA)の親会社、AMRコーポレーションによると、2009年度第1四半期の決算で、3億7500万米ドル(約371億7000万円)の純損失を計上した。同社では要因として、経済状況の低迷による収益が低下したこととしている。また、2009年度においては、計画していた設備投資額を約1億米ドル削減したほか、納入予定のボーイングB737-800型機のうち2機について資金調達の確約を受けており、売上高や料金、利用客数低下による影響を受けつつも改善に向けた取り組みを実施しているという。
なお、第1四半期の連結収益は前年比15%減の48億米ドル(約4757億7600万円)で、輸送能力の削減や旅客数の減少、運賃引き下げに対する需要の低迷などが影響した。一方で、フライトの変更手続きや座席のアップグレード、追加手荷物料金などからの売上を含むそのほかの収益は6.9%増の5億5800万米ドル(約574億9000万円)となった。第1四半期に支払ったジェット燃油費は、燃油費の値下がりの影響を受けて、前年同期に一般的だった価格を支払った場合を5億6100万米ドル(約556億円)下回った。また、AAの第1四半期の搭乗率は75.7%となっている。
なお、第1四半期の連結収益は前年比15%減の48億米ドル(約4757億7600万円)で、輸送能力の削減や旅客数の減少、運賃引き下げに対する需要の低迷などが影響した。一方で、フライトの変更手続きや座席のアップグレード、追加手荷物料金などからの売上を含むそのほかの収益は6.9%増の5億5800万米ドル(約574億9000万円)となった。第1四半期に支払ったジェット燃油費は、燃油費の値下がりの影響を受けて、前年同期に一般的だった価格を支払った場合を5億6100万米ドル(約556億円)下回った。また、AAの第1四半期の搭乗率は75.7%となっている。