チャーター利用意向は7割−アップルワールド調査、利用済みは4分の1

  • 2009年4月16日
 アップルワールドの調査によると、海外旅行でチャーター便を利用したことがある回答者は22.8%であった。人気の高い方面では東アジアが全体の35.5%増を占め、東南アジアも20.3%となり、アジア方面が半数を超えた。また東欧が10.1%で3位となり、中欧の5.6%増とあわせて2割りに近くなる人気を見せている。

 出発空港で最も多かったのは羽田空港の36.9%。海外への直行便が少ない地方都市からの需要が羽田空港発のチャーターに集まっていると考えられる。成田と羽田、関空、中部を除いたその他の空港からのチャーター便利用者は全体の27.7%であった。

 なお、今後チャーター便を利用して海外旅行に行きたいかを聞いた質問では、「いずれ利用したい」との回答が7割で、今年中に「利用したい」という回答者も1割あった。理由としては、直行であることなど地元空港出発のメリットが際立った。また、昨年末の規制緩和で可能になったチャーター便の個札についての質問では、一般の運賃と同程度と答えた人が9割を超えた。