日旅、ネット販売を強化−サイト大幅刷新で09年は38%増ねらう
日本旅行は3月9日、ホームページを大幅にリニューアルする。日本旅行代表取締役社長の丸尾和明氏は就任時からネット販売への注力を方針に掲げ、2008年2月1日にはネット商品の企画から商品造成、ウェブサイトへの反映、販売までを担当するICT事業本部を立ち上げていた。今回のホームページの改良もこの方針の一環で、掲載商品数や利便性向上により、2009年のネット経由の取扱額は前年比38%増の169億円を目標に掲げる。また、2008年の日本旅行のパッケージ商品販売におけるネット商品のシェアは国内、海外ともに約5%だが、2009年は国内外ともに10%に引き上げたい考えだ。
今回のリニューアルは、約2億6000万円をかけてインターネット販売システムを新たに稼働したことに合わせたもので、国内・海外のほぼ全コースの予約が可能となった。海外商品では、利用者のニーズにあわせてホテルや観光、食事などの素材を自由に組み合わせることのできる「Myレシピ」などの取り扱いも可能となる。国内商品においては、交通と宿泊のみのフリープラン型商品の対応から、添乗員同行ツアーや送迎などを付けられる「旅ラクにっぽん」などのフルセットエスコート型商品の販売ができるという。
また、検索機能や売れ筋商品、キャンペーン情報などの告知機能を強化したほか、人気のJRプラン専用トップページを設置。地域発の需要を取り込むため、北海道や東日本、九州など各地発商品ページもわかりやすく配置した。手元にパンフレットがあれば、コースコードを入力するだけで予約できる機能も加えた。
なお、今回のリニューアルを記念してキャンペーンも実施し、強みであるヨーロッパ商品や、今年注力する台湾など東アジア方面の販売を促進する。また、ICT事業部の人材育成などの取り組みにより、今後もネット販売を拡大する方針だ。
▽日本旅行ホームページ
www.nta.co.jp/
今回のリニューアルは、約2億6000万円をかけてインターネット販売システムを新たに稼働したことに合わせたもので、国内・海外のほぼ全コースの予約が可能となった。海外商品では、利用者のニーズにあわせてホテルや観光、食事などの素材を自由に組み合わせることのできる「Myレシピ」などの取り扱いも可能となる。国内商品においては、交通と宿泊のみのフリープラン型商品の対応から、添乗員同行ツアーや送迎などを付けられる「旅ラクにっぽん」などのフルセットエスコート型商品の販売ができるという。
また、検索機能や売れ筋商品、キャンペーン情報などの告知機能を強化したほか、人気のJRプラン専用トップページを設置。地域発の需要を取り込むため、北海道や東日本、九州など各地発商品ページもわかりやすく配置した。手元にパンフレットがあれば、コースコードを入力するだけで予約できる機能も加えた。
なお、今回のリニューアルを記念してキャンペーンも実施し、強みであるヨーロッパ商品や、今年注力する台湾など東アジア方面の販売を促進する。また、ICT事業部の人材育成などの取り組みにより、今後もネット販売を拡大する方針だ。
▽日本旅行ホームページ
www.nta.co.jp/