ルックJTB、上期の関空発チャーター70%増の6000名目標−第1弾のGW商品設定

  • 2009年2月27日
 JTBワールドバケーションズは関空発チャーター便利用商品を強化し、2009年度上期は前年比70%増の6000名の送客をめざす。JTB西日本の広報室は「需要がある関空発を応援する側面で積極的に取り組む」と説明。人気のある方面、および需要はあるが直行便がない方面を念頭に選定し、チャーター数は前年の45本から75本に増加する計画だ。

 第1弾はゴールデンウィーク商品で展開。グアム、サイパン、パラオへの関空発チャーター便と定期直行便を利用し、ルックJTB「ゴールデンウィークスペシャル・グアム・サイパン・パラオ」を設定した。1月から3月のミクロネシア方面の申込人員が1%増と堅調に推移していることから「根強い需要がある」とし、人数ベースでは前年比185%増をめざす。今年はサイパンを加えて3方面の設定で、定期便の大韓航空(KE)のグアム線、アシアナ航空(OZ)のサイパン線のほか、コンチネンタル航空(CO)、OZ、日本航空(JL)のチャーター便を利用する。チャーター便数は前年の2本から10本に拡大した。

 なお、第2弾として夏期に中欧、カムチャツカ、スイス、クロアチアなどの方面を予定。秋以降にはカナダなどの展開も予定している。