エミレーツ航空、09年度拡張計画で座席数14%増に−アフリカ、中東に導入予定
エミレーツ航空(EK)の2009年度のネットワーク拡張計画によると、新たに新型機を19機納入し輸送力を強化し、アフリカや中東に導入する予定だ。昨年ドバイ国際空港を通過したEK利用者は前年比11%増の2200万人となっており、EKでは今後も増加すると見込む。特に、過去12ヶ月間においてアフリカ市場は17%、中東市場では6%、ロードファクターが伸びており、成長率の高い市場となっている。
2009年10月1日にはドバイ/ターバン線を就航、中東市場ではアンマン、リヤド、ジェッダ、クウェートおよびダマスカス線で増便を開始するなど今後も注力していく。アメリカへは、2008年10月と12月に運航を開始したロサンゼルス線とサンフランシスコ線を5月から週4便増やしてデイリー運航する予定だ。これにより、アメリカ西海岸とドバイ間の座席数が2000席以上増加するという。また、欧州では3月にモスクワ線とアテネ線においてダブルデイリー運航を計画している。今年度中に7機を受納する予定のエアバスA380型機は、11月にドバイ/ソウル線、12月にドバイ/シンガポール線に導入する予定だ。
なお、EKおよびエミレーツグループ会長兼最高経営責任者のシェイク・アハメッド氏は、「2009年は航空業界にとって楽観視できない年」とコメント。輸送力を拡大する一方で新路線開設は縮小し、路線の整理と統合を進める可能性を示した。
2009年10月1日にはドバイ/ターバン線を就航、中東市場ではアンマン、リヤド、ジェッダ、クウェートおよびダマスカス線で増便を開始するなど今後も注力していく。アメリカへは、2008年10月と12月に運航を開始したロサンゼルス線とサンフランシスコ線を5月から週4便増やしてデイリー運航する予定だ。これにより、アメリカ西海岸とドバイ間の座席数が2000席以上増加するという。また、欧州では3月にモスクワ線とアテネ線においてダブルデイリー運航を計画している。今年度中に7機を受納する予定のエアバスA380型機は、11月にドバイ/ソウル線、12月にドバイ/シンガポール線に導入する予定だ。
なお、EKおよびエミレーツグループ会長兼最高経営責任者のシェイク・アハメッド氏は、「2009年は航空業界にとって楽観視できない年」とコメント。輸送力を拡大する一方で新路線開設は縮小し、路線の整理と統合を進める可能性を示した。