ルフトハンザ・ドイツ航空、新チェックイン端末を導入−迅速性と利便性向上

  • 2009年2月18日
 ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は2月16日、新チェックイン端末の導入を開始した。新端末はRFID(Radio Frequency IDentification:ICチップを利用した非接触認証技術)に対応しており、チェックインの迅速性と柔軟性、確実性が向上するという。フランクフルト空港とミラノのマルペンサ空港から導入を開始し、4月末には欧州内の端末を全て切り替え。その後、現在300台ある端末を全て更新する計画だ。

 新端末では、電子パスポートなどを読み取ることができるほか、従来より大きなモニター画面で視認性も向上した。RFID対応のパスポートや身分証明書を所持する旅客は、パスポート情報を端末でスキャンするだけで搭乗手続きを完了でき、搭乗券の発券も、便名と目的地あるいは予約コードを入力するとその場で受け取ることができる。チェックイン後の座席変更も簡単な操作で実施可能。多くの出入国管理局によって義務付けられている事前旅客情報システム(APIS)情報も登録できる。