西鉄、東武、京王の第3四半期、旅行業関連は海外の売上減が響く
鉄道各社のうち、西日本鉄道、京王電鉄、東武鉄道の3社がこのほど、2009年3月期第3四半期(2008年4月1日〜2008年12月31日)の連結業績を発表した。このうち旅行業は、各社ともに燃油サーチャージや景気後退による海外旅行の取扱減少による苦戦を指摘した。
西日本鉄道のうち、西鉄旅行社を含むレジャー・サービス業の営業収益が前年比0.2%増の816億6100万円となったが、営業利益は31.9%減の9億6200万円となった。特にホテル業での減収や、新規ビジネスホテルの費用増などの要因が響いたという。西日本鉄道では通期の連結業績予想を下方修正しており、個別事業の内訳は発表していないものの、全体の売上高は前回予想から5.9%減となる3495億円、営業利益は24.8%減の103億円などとしている。
東武鉄道では、東武トラベルを含むレジャー事業の営業収益が前年比2.3%減の637億100万円、営業利益は17.4%減の7億8500万円となった。東武鉄道でも連結業績予想を下げており、レジャー事業の営業収益は前回公表値より0.8%減の850億円、営業利益が40.0%減の15億円とした。
京王電鉄では、京王観光を含むレジャー・サービス業の営業収益が5.6%減の539億2900万円、営業利益が32.4%減の28億3600万円となった。旅行業の営業収益は22.9%減の143億7000万円であった。京王電鉄も連結業績予想を下方修正。レジャー・サービス業の通期の予想は、営業収益が前回より2.2%減の711億円、営業利益が9.4%減の31億円に下方修正した。
西日本鉄道のうち、西鉄旅行社を含むレジャー・サービス業の営業収益が前年比0.2%増の816億6100万円となったが、営業利益は31.9%減の9億6200万円となった。特にホテル業での減収や、新規ビジネスホテルの費用増などの要因が響いたという。西日本鉄道では通期の連結業績予想を下方修正しており、個別事業の内訳は発表していないものの、全体の売上高は前回予想から5.9%減となる3495億円、営業利益は24.8%減の103億円などとしている。
東武鉄道では、東武トラベルを含むレジャー事業の営業収益が前年比2.3%減の637億100万円、営業利益は17.4%減の7億8500万円となった。東武鉄道でも連結業績予想を下げており、レジャー事業の営業収益は前回公表値より0.8%減の850億円、営業利益が40.0%減の15億円とした。
京王電鉄では、京王観光を含むレジャー・サービス業の営業収益が5.6%減の539億2900万円、営業利益が32.4%減の28億3600万円となった。旅行業の営業収益は22.9%減の143億7000万円であった。京王電鉄も連結業績予想を下方修正。レジャー・サービス業の通期の予想は、営業収益が前回より2.2%減の711億円、営業利益が9.4%減の31億円に下方修正した。