甘くほろ苦いチョコレートの旅(3)フランス、ジャン=ポール・エヴァン


繊細で優れた感覚を生かして作り上げた彼の作品は、濃厚なカカオの香りと極上の口どけが特徴。パリに出店する3店舗はどれもシックで洗練された雰囲気で、ガラスケースのなかに並ぶチョコレートは宝石のように輝いている。リュ・サントノーレ店の2階にはカフェ(サロン・ド・テ)があり、ヘルシーな食事とバラエティ豊かな洋菓子やホットチョコレート、紅茶などを注文できる。
優雅なカフェでチョコレートを味わう楽しみもさることながら、パリでは近年、チョコレートは美容効果の点でも注目されている。チョコレートを使ったコスメやトリートメントの人気も高いという。
コスメ専門店のセフォラでは「フォルマン・ショコラ」という、匂いも感触もチョコレートそっくりのボディソープが販売。日本でもおなじみの「ボディショップ」には、カカオを使用したチョコレートコスメの数々が並ぶ。スキン・トリートメント「ショコラセラピー」を開発したゼルダ・ガヴィゾンは、パリの店舗でカカオバターの効能に注目した数々のスキンケア製品を販売しているし、そのほかにも、パリの高級ホテル内にあるスパ施設やエステ「オムニサンス」で、チョコレートエステを体験することが可能だ。

パリのおしゃれなカフェでチョコレートを楽しみ、チョコレートエステで美しくなって、バレンタイン村で甘〜い結婚式を挙げる・・・。フランスはチョコレート好きのさまざまな夢を叶えてくれそうだ。
▽ジャン=ポール・エヴァン
http://www.jph-japon.co.jp/
▽フランス政府観光局 フランスで過ごすロマンチックなバレンタインデー
http://jp.franceguide.com/home.html?NodeID=822
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