クラブメッド・バリ、全面改装を終え営業再開へ−文化体験プログラムも開始

  • 2008年10月22日
 クラブメッドは12月19日、クラブメッド・バリの全面改装を終え、3ヶ月ぶりに営業を再開する。改装では、全客室とレストラン、スパ、バー、プール、レセプションエリア、シアターを一新する予定。リゾートのデザインは、モーリシャスのクラブメッド・アルビオンなどのデザインを担当したデザイナーが手がけており、バリの伝統とアジアンモダンを融合させた。リニューアルでは、メインレストランにおいて、和食や中華、韓国料理、インド料理、西洋料理、インドネシア料理などのメニューをテーマごとに並べるようにした。メインバーもビーチとメインプールにアクセスしやすい場所に新設した。

 また、リニューアルにあわせて、新たなプログラムの導入を予定している。例えば、インドネシア語レッスンやバリ舞踊、バリ料理のクラスなどを新設。現地の文化や生活に触れられるオプショナルツアーの充実も図る。


 なお、クラブメッドでは2004年から、チェラティンビーチ・バカンス村のリニューアルを皮切りに、高額消費層をターゲットとしたサービスの提供や顧客の選択肢を増やすなどの取り組みを進めているところ。今回のバリのリニューアルでは特に、日本からの送客が多いデスティネーションであることから、同社では日本市場の反応に期待をしているという。