日本旅行、8月の海外旅行取扱高は13.7%減−団体は教育旅行が好調

  • 2008年10月7日
 日本旅行の8月の総取扱高は、前年比5.6%減の456億4107万6000円、このうち海外旅行は13.7%減の150億932万2000円であった。団体旅行は5.6%増の29億2889万9000円と前年から増加を示したものの、企画商品は17.3%減の85億4971万4000円、個人旅行は18.5%減の28億2362万3000円と前年を下回った。なお、団体旅行は、一般団体が0.7%減の16億3033万1000円と減少幅を抑え、教育旅行が14.8%増の12億9856万8000円であった。なお、企画商品はマッハが66.0%減、ベストツアーが16.4%減となり自社商品の合計は17.6%減の67億8357万3000円、他社企画商品は16.4%減の17億6614万1000円であった。

 国内旅行は、企画商品は3.5%増の147億6946万8000円だが、団体旅行は2.1%減の38億6043万8000円、JRや航空券、一般宿泊などの個人・ビジネス旅行は7.1%減の111億9181万6000円となった。企画商品は赤い風船は首都圏や京阪神、中四国が好調で、4.5%増の128億8866万5000円となった。団体旅行は一般団体が1.2%増の22億4051万1000円、教育旅行が6.2%減の16億1992万7000円となり、海外と逆の傾向を示している。