AF/KL、来年1月から自社販売にサービス手数料を導入へ−動向みきわめ

  • 2008年9月12日
 エールフランス航空(AF)、KLMオランダ航空(KL)は来年1月1日から、日本国内の旅行会社の発券手数料を廃止することにあわせ、AF、KLの自社販売チャネルでのサービス手数料を導入する方針だ。サービス手数料の料金は未定で、「金額は他社の動向をふまえつつ、検討したい」(コミュニケーション&PR)としている。特に、インターネットでの予約は消費者が予約を作ることとなり、発券カウンターとコールセンターでは複雑な旅程などスタッフの対応が必要となり、「サービス」の手間が違うとの考えがあるようだ。

 同様の措置は、ノースウエスト航空(NW)が10月1日から、旅行会社の発券手数料を廃止にあわせ、予約センターで発券する航空券に「コールセンター発券手数料」を導入、片道、往復に関わらず、発券ごとに20米ドルを徴収する施策を明らかにしている。


▽関連記事
ノースウエスト航空、ゼロコミッションにあわせコールセンターで手数料導入(2008/09/02)