新婚旅行の訪問先、再訪を希望は約60%−行先はハワイと西欧が人気

  • 2008年6月26日
 NTTレゾナントが運営するgooリサーチとオールアバウトがこのほど実施した新婚旅行についてのアンケート調査によると、新婚旅行で訪れた場所に再訪を希望する人は約60%にのぼった。調査は5月15日から16日にかけて、gooリサーチ登録モニターの25歳から34歳まで、および50歳から64歳までの既婚女性を対象に実施。有効回答者数は1080名。

 新婚旅行に行った人は25歳から34歳では66.4%、50歳から64歳では86.8%であった。行き先は25歳から34歳では海外が73.4%にのぼった。地域別にはハワイが25.4%でもっとも多く、西欧が19.2%、オーストラリア・オセアニアが14.6%と続いた。50歳から64歳では国内が71.7%と25歳から34歳の回答と逆転する結果となった。

 新婚旅行だからこだわった点については、「ゆっくりしたスケジュールを組んだ」、「宿泊施設のグレードを上げた」と回答した人が国内、海外とも上位となった。なかでも25歳から34歳の人で宿泊施設のグレードを上げた人が多く、通常の旅行とは異なる過ごし方の希望が伺える。また、新婚旅行に行かなかった人の理由は経済的な問題、子供ができた、忙しかったというのが大半を占めた。子供ができたことを理由に挙げたのは25歳から34歳が44.2%で、50歳から64 歳の10.6%の4倍となった。

 なお、結婚記念に旅行の意志がある人は、全体で「行きたい」(45.5%)と「できれば行きたい」(37.4%)を合わせると80%を越えた。そして、新婚旅行の訪問先への再訪については全体で「行きたい」(29.7%)と「候補の1つ」(27.7%)となり、約60%が再訪の意志を示した。「行きたい」と回答したのは、特に25歳から34歳が多く、52.8%を占めた。