アメリカン航空、今夏中に新Cシート導入完了へ−路線見直しは「当面なし」

新ビジネスクラスでは、幅53センチから66センチ、長さ193センチでプライバシーを保つパーティションを持った新シートや、2つのテーブルを連結させ利便性を向上させたトレイテーブルなどを導入。太平洋路線に限らず国際線利用客にリサーチを実施し、利用客の好みに合うようビジネス、リラックス、睡眠、エンターテイメント、食事、ワインというカテゴリーごとにサービスの向上、改善をはかった。
▽燃油高騰による路線見直しは今のところなし
また、燃油高騰による路線見直しについては「(原油価格の高騰の)影響を受けるのは米系の航空会社に限ったことではない。課題ではあるが、今のところは路線の見直しはない」と断言。さらに、米国内線のエコノミークラスで導入した受託荷物1個目から追加料金を徴収する制度について、「国際線へ導入する計画はない」と話した。
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