コンチネンタル航空、路線再編の一部を確定、国内線が中心

  • 2008年6月18日
 コンチネンタル航空(CO)は、先ごろに発表した路線再編計画の一部を確定した。2008年9月以降、国内線を中心に座席供給量を表す有効座席キロ(ASM)を前年比11%削減し、第4四半期では、国際線を含めた合計で6.4%減とする。ヒューストンとニューアーク、クリーブランド、グアムのハブ空港発着路線の中では、グアムの発着路線が21.5%減の7億9900万ASM、クリーブランドは13.1%減の14億6200万ASMと減少率が大きくなっている。ヒューストンは7.9%減の112億800万ASMで9億6000万ASMの減少、ニューアークは3.2%減の1132億5100万ASMで4億3300万ASMの減少となる予定。

 運休と減便の対象になる路線は国内線が中心であるものの、ドイツのケルンやエクアドルのグアヤキル、コロンビアのカリ、メキシコのモンクローバ、ドミニカのサンティアゴなども再編の対象となっている。これらの都市では営業所の閉鎖も進めるようだ。なお、対象路線を既に予約をしている場合は、COから代替案について連絡を取るとしている。


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