HIS、ウイスキーをテーマにスコットランドの旅−中部営本で社員公募の優秀作

  • 2008年6月11日
 エイチ・アイ・エス(HIS)中部営業本部は6月12日から、「シングルモルトに魅せられて 香しいカスクに出会う旅」を発売する。スコッチウィスキーの愛好者が憧れるスコットランドのスペイサイド地方、アイラ島の蒸留所をめぐる2コース。中部営業本部が社員を対象に、「体験」をテーマに企画を募集し、優秀かつ実現可能であったことから商品化した。中部営業本部営業企画室によると、これまで酒をテーマにした旅行を設定したことはなく、他社でも「ワインなどはあってもウィスキーは初めてではないか」という。旅行代金は燃油サーチャージを含み、スペイサイド地方が8日間46万8000円から、アイラ島が7日間41万8000円から。販売目標は、2コース7出発日で200名とした。

 スペイサイド地方のコースでは、一般公開していないグレンロセスを含む10ヶ所、アイラ島では6ヶ所の蒸留所を訪れる。蒸留所では、ウィスキーのテイスティングのほか、蒸留に使うスチールポットも見学する。また、ウィスキーだけでなく、スペイサイドではネス湖のクルーズやセントアンドリュースとエジンバラの観光、アイラ島ではグラスゴーの観光をつけた。なお、社員からの商品企画の公募についてHIS中部営業本部では、「具体的には未定だが、今後も機会をみて取り組みたい」としている。