日本旅行、夏休みに子どもの国際交流を目的とした韓国ツアーを実施

  • 2008年5月27日
 日本旅行はこのほど、夏休みに子供だけで参加できる「国際交流enjoy韓国・春川(チュンチョン)4日間」の販売を開始した。これは日本旅行が、次世代を担う小中学生の健全育成を目的として推進するトムソーヤクラブの商品。トムソーヤクラブでは夏休みと冬休みに国内で実施する自然体験旅行を中心に、毎年約3000名の子供たちが参加している。今回は、韓国への送客を要請していた韓国観光公社(KTO)と、春川市がある江原道の協力を得て実現。プログラム内容、受け入れ体制、緊急時の医療や連絡体制など綿密な準備を重ねている。

 ツアーでは、参加者同士および韓国の人々との交流をはかり、韓国の文化を学ぶ。春川地域の伝統食「マッククス」というそばを自分たちで作り、北漢河でカヌーに乗るほか、韓国の子供たちとゲームをする。3日目の夜にはそれまでの活動を振り返りアルバムを制作、お土産として持ち帰る。

 出発日は8月20日で、東京、名古屋、大阪、福岡発着となる。参加資格は小学校4年生から中学3年生までで、各出発地30名以上、合計200名を募集する。料金は12歳未満のトムソーヤクラブ会員、東京発の場合7万8400円。一般の参加は入会金3000円が別途で必要となる。