日本・ベトナム航空協議、首都圏以外の自由化で合意−成田は延伸後に拡大
日本とベトナムとの航空協議が5月21日から22日にかけて開催され、日本の首都圏空港関連路線をのぞき、日本とベトナム相互の乗り入れ空港、便数を自由化を実現した。これにより、アジアゲートウェイ構想に基づく航空自由化を実現した国・地域は韓国、タイ、香港、マカオに続き5地域となった。
成田空港に関しては旅客便について、2010年に予定される第2滑走路北伸供用開始後の輸送力を拡大。あわせて、今回の航空協議にあたり、日本側の要望の焦点としていた、双方の乗り入れ航空会社数と輸送力のバランス改善も達成した。現在、日本側は2社がハノイとホーチミン路線を運航し、合計で週14便を運航しているが、供用開始後はホーチミン線、ハノイ線それぞれで週14便とした上、その他の路線は無制限とした。また、ベトナム側は現在1社が乗り入れ、ハノイ、ホーチミン路線を合計で週11便であったが、供用開始後はホーチミン線が週14便、ハノイ線が週7便とし、その他の路線を週21便の範囲内とした。
なお、羽田空港に関しては、今回の航空協議では議論がなく、今後の協議となった。
▽関連記事
◆日本・ベトナム航空協議、東京の輸送力が争点の一つ−地方自由化も提案へ(2008/05/19)
成田空港に関しては旅客便について、2010年に予定される第2滑走路北伸供用開始後の輸送力を拡大。あわせて、今回の航空協議にあたり、日本側の要望の焦点としていた、双方の乗り入れ航空会社数と輸送力のバランス改善も達成した。現在、日本側は2社がハノイとホーチミン路線を運航し、合計で週14便を運航しているが、供用開始後はホーチミン線、ハノイ線それぞれで週14便とした上、その他の路線は無制限とした。また、ベトナム側は現在1社が乗り入れ、ハノイ、ホーチミン路線を合計で週11便であったが、供用開始後はホーチミン線が週14便、ハノイ線が週7便とし、その他の路線を週21便の範囲内とした。
なお、羽田空港に関しては、今回の航空協議では議論がなく、今後の協議となった。
▽関連記事
◆日本・ベトナム航空協議、東京の輸送力が争点の一つ−地方自由化も提案へ(2008/05/19)