グッドラックツアー、CX利用ツアーで総額表示−新IT運賃にも意欲
グッドラックツアーはホールセール商品で、キャセイパシフィック航空(CX)を利用したすべての商品について、燃油サーチャージや空港使用料、各種税を含めた総額表示とした。上期はCX利用の香港ツアーについて、4月1日から7月12日設定分で試験的に実施しており、6月18日から10月31日の期中商品で、CX利用の香港、台北、ペナン、バンコク方面のツアーも対象とする。リテーラーからの反応もよく、新商品について「当社のお勧め商品として紹介したい」、「ラックに“総額表示コーナー”を作りたい」という話も寄せられているという。
今回設定した商品は、台北3日間が2万8840円から、香港4日間が3万8840円から、ペナンとバンコクが4日間で4万8840円からで、全て総額表示。さらに、7月1日から9月30日は子供の旅行代金を半額とし、夏の需要に応える。
同社代表取締役社長の富園耕太郎氏は総額表示について、「当初は、他より安いことを表現するための営業的な目的だった」と語る。しかし、燃油サーチャージが航空会社や方面によっては、旅行代金に匹敵する金額であったり、ペックス運賃より高い値段となる現状について「消費者が不信感を感じる」と語気を強める。ただし、CX利用で総額表示を実施するのは、CXの燃油サーチャージが総額にしても安い点がある。そのため、CX利用以外のツアーでは現時点では「厳しい」としながらも、今後の商品の造成に向けては、先ごろ日本旅行業協会(JATA)が送付した航空各社への要望書で盛り込んだ商品造成用の「新IT運賃」を交渉していく考えだ。
今回設定した商品は、台北3日間が2万8840円から、香港4日間が3万8840円から、ペナンとバンコクが4日間で4万8840円からで、全て総額表示。さらに、7月1日から9月30日は子供の旅行代金を半額とし、夏の需要に応える。
同社代表取締役社長の富園耕太郎氏は総額表示について、「当初は、他より安いことを表現するための営業的な目的だった」と語る。しかし、燃油サーチャージが航空会社や方面によっては、旅行代金に匹敵する金額であったり、ペックス運賃より高い値段となる現状について「消費者が不信感を感じる」と語気を強める。ただし、CX利用で総額表示を実施するのは、CXの燃油サーチャージが総額にしても安い点がある。そのため、CX利用以外のツアーでは現時点では「厳しい」としながらも、今後の商品の造成に向けては、先ごろ日本旅行業協会(JATA)が送付した航空各社への要望書で盛り込んだ商品造成用の「新IT運賃」を交渉していく考えだ。