旅行業倒産件数、4月は10件、負債額は12億3400万円−宿泊業は半減
東京商工リサーチによると、4月の旅行業の倒産件数は10件(前年:7件)、負債総額は12億3400万円(同:6億300万円)であった。日帰りバスツアーと広告代理業を展開してた大阪府のヒップス(2種)が負債額4億円であったほかは、1億円から2億円程度の倒産が多かった。ただし、中小企業のなかには年度末をあけ、資金繰りが苦しくなるケースがあること、さらに中小企業に対する融資が厳しくなっていることが、件数、負債額の増加した要因のひとつと見られる。
宿泊業の倒産件数は9件(前年:18件)で、前年に比べ半減。負債額は94億700万円(同:1319億3000万円)であった。
宿泊業の倒産件数は9件(前年:18件)で、前年に比べ半減。負債額は94億700万円(同:1319億3000万円)であった。