アトムツアーが営業を停止、発券済み航空券のリファンド防止に動く
神戸市中央区のアトムツアー(第1種旅行業)は5月12日付で営業を停止、東町法律事務所(神戸市)に破産申立代理人を依頼し、破産申立ての準備に入った。申立ては10日後から2週間後の見込み。同社は日本旅行業協会(JATA)の正会員で、12日の午前中にJATAに営業停止の旨の連絡をしている。弁済限度額は7000万円だが、現在のところ、債権者数や負債総額は不明で、アトムツアーで正確な把握を進めている。
アトムツアーは神戸の本社営業所のほか、東京、名古屋、大阪の計4ヶ所に事務所を構え、格安航空券とパッケージツアーを主力に販売していた。JATAではアトムツアーに対し、債権者リストの提出、取引銀行口座の閉鎖、旅行者への連絡とともに、受託販売するパッケージツアーや航空券のホールセールに対し、アトムツアーが旅行代金を収受した旅行者、ならびにeチケットの控えを交付した旅行者を勝手にリファンドしないように連絡することを伝えている。
なお、同社は「中国人民共和国訪日団体観光客受入旅行会社連絡協議会」の会員で、オペレーターとしてインバウンドの取扱いもしていた。
アトムツアーは神戸の本社営業所のほか、東京、名古屋、大阪の計4ヶ所に事務所を構え、格安航空券とパッケージツアーを主力に販売していた。JATAではアトムツアーに対し、債権者リストの提出、取引銀行口座の閉鎖、旅行者への連絡とともに、受託販売するパッケージツアーや航空券のホールセールに対し、アトムツアーが旅行代金を収受した旅行者、ならびにeチケットの控えを交付した旅行者を勝手にリファンドしないように連絡することを伝えている。
なお、同社は「中国人民共和国訪日団体観光客受入旅行会社連絡協議会」の会員で、オペレーターとしてインバウンドの取扱いもしていた。