日本旅行、3月の総取扱高は8.2%減−海外・国内ともに減少、訪日は拡大

  • 2008年5月14日
 日本旅行の2007年3月の総取扱高は、前年比8.2%減の361億6129万円であった。海外は17.4%減の116億7769万円、国内も4.0%減の238億9930万円と減少した一方、訪日客を扱う国際旅行は157.3%増となった。

 海外旅行は、団体が40.8%減の22億5844万4000円、企画商品が14.9%減の54億6217万6000円、個人旅行が0.2%減の33億1091万5000円と、全ての項目で前年を下回った。団体では教育旅行が0.3%減の10億7933万9000円であったものの、一般団体が56.9%減の11億7910万5000円となった。企画商品のうちマッハは52.9%減、ベストツアーが9.0%減で、自社商品が19.7%減の41億5768万5000円、他社商品は5.4%増の12億7449万1000円であった。

 国内では、団体旅行が5.2%減の32億3280万8000円、企画商品が2.9%減の86億4125万円、JR件、航空券、一般宿泊などの個人・ビジネス旅行が4.4%減の120億2525万1000円となった。団体では、教育団体が1.8%増の12億660万3000円、一般団体が8.9%減の20億2620万5000円となり、海外同様に一般団体の落ち込みが目立った。また、企画商品でも、赤い風船が4.0%減の71億1854万4000円、他社商品が2.1%増の15億2270万6000円となった。