JTB、次期中期経営計画は経営版と社員版の2本立て−グローバル企業に学ぶ
ジェイティービーは、次期中期経営計画のテーマに「地域交流、グローバル化、インターネット」の3分野を柱に、グループ各社の経営陣とグループ会社社員の 2本立てで策定する方針だ。新社長の就任が内定している田川博己氏は、現在の旅行業界の激変を踏まえ、「旅行業のモデルは、おおよそ回答は出尽くした感がある。これからは旅行業以外のグローバル企業から、グローバル戦略のモデルを勉強していきたい」と意欲を示す。特に、田川氏は「旅行業はホスピタリティ産業であり、エンターテインメント産業。最近はホスピタリティの面で、ホテルなど旅行関連の企業以外も大いに参考になり、その高いところを学ぶべき」とし、外部からビジネスモデル、新たな知識や体系を取り入れていく考えを示した。こうした取り組みにより、「航空会社や宿泊施設など取引先との関係も新しい概念に変え、JTBの求心力を高めたい」という。
また、代表取締役社長の佐々木隆氏は次期中計について、分野別に取り扱いの伸びを細かく策定し、「どの分野がどれだけ伸びるかを明示する」ことにより、分社化した各社がそれぞれ対峙する市場での伸びを考慮した計画としていく考え。
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