JALグループは2008年度、羽田発着チャーター便で前年の約280便を大幅に上回る約800便（400往復）を運航する予定だ。その他、地方空港発着を含めると全体で約1200便（600往復）であることから、羽田発は今年度計画するチャーター便全体の半数以上となる66.6％を占めることになる。

　これについて日本航空（JL）では、7月1日から開始する羽田／香港便の影響が大きいという。もともと今年は羽田発で280便程度の単発のチャーターを予定していたが、香港便はで約400便のほか、4月5日からの仁川便（週2便）、7月と8月のウランバートル便（8便）、10月のパラオ便（10便）、8月のホノルル便（14便）などにより、大幅に増加したという。一方、羽田以外のチャーター便は約400便で、前年より250便減少することになる。

　なお、羽田／香港線は旅行商品での造成に加え、4月25日午前8時から個人普通運賃、および個人割引運賃での販売も開始する。JLでは成田／香港線を1日 2便で運航しているが、「全日空（NH）の羽田／香港便開始後の需要に変化はなく、影響ない。また、成田便と羽田便では運航時間が異なり、別の需要が見込める」としている。スケジュールは下記の通り。


▽JLの羽田／香港間チャーター便スケジュール
HND　20時30分発／HKG　00時05分着
HKG　01時20分発／HND　06時30分着
運航機材：B767-300ER型機（237席）


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