日系2グループ、ゴールデンウィーク国際線日本発着予約は5.6%減
日系2グループのゴールデンウィーク期間(4月25日〜5月6日)の国際線動向は、日本発着ベースでの提供座席数は前年比0.2%減の81万4464席であったが、予約数は5.6%減の51万8144人と減少、予約率は3.7ポイント減の63.6%であった。出発のピークは4月26日と5月3日と両グループで同じだが、到着のピークはJALグループが5月6日、ANAグループは5月5日と5月6日が両日とも予約率が80%を超えている。
JALウェイズ(JO)と日本航空(JL)のJALグループは、提供座席数が1.6%減の63万1780席、予約数は6.7%減の40万1787人で、予約率は63.7%。方面別では東南アジア、韓国、中国で提供座席を増加し、予約数はグアムで8.7%増、韓国線で18.3%と前年を上回った。また、今年度からJLが運航する台湾は、提供座席数は15.8%減となったものの、予約数は7.8%増となった。JALグループではGW期間中、チャーター便としてホノルル線を9本、パラオ線を8本、プーケット線を2本、マカオ線を2本のほか、羽田空港深夜・早朝枠を利用したサイパン線6本など、37便の運航を予定。また、グアム線で6本、ホノルル線で1本の臨時便の運航を予定している。
一方、全日空(NH)とエアーニッポン(EL)のANAグループは、提供座席数を5.2%増の18万2684席設定したものの予約数は1.6%減の11万6357人で、予約率は4.4ポイント減の63.7%。方面別ではアジアが32.0%増、中国で9.3%増と提供座席を増加したものの、リゾートでは36.4%減と大きく減少した。予約数はアジアが提供座席の伸び率を上回る38.9%増となったほかは、いずれも前年を下回った。期間中、臨時便として成田/ホノルル線を4本、関西/ソウル線を4本計画している。
なお、先にジェイティービーが発表した、GW期間の海外旅行人数は、対象期間が4月25日から5月5日までと上記期間より1日短いものの、14.6%減の45万8000人との予測であった。
▽航空会社/提供座席数(前年比)/予約数(前年比)/予約率
日本航空/63万1780席(1.6%減)/40万1787人(6.7%減)/63.6%
全日空/18万2684席(5.2%増)/11万6357人(1.6%減)/63.7%
合計/81万4464席(0.2%減)/51万8144人(5.6%減)/63.6%
▽JALグループ方面別、座席数と予約数
ハワイ線/5万6847席(15.0%減)/4万6021人(12.8%減)/81.0%
米大陸線/4万8158席(3.4%減)/3万5592人(15.8%減)/73.9%
欧州線/5万4202席(7.9%減)/3万8006人(15.0%減)/70.1%
東南アジア線/16万400席(4.1%増)/9万810人(11.3%減)/56.6%
オセアニア線/2万2886席(0.9%増)/1万2267人(14.9%減)/53.6%
グアム線/2万3954席(6%減)/1万9978人(8.7%増)/83.4%
韓国線/8万4498席(3.6%増)/6万4249人(18.3%増)/76.0%
中国線/12万6035席(7.1%増)/5万6188人(14.1%減)/44.6%
台湾線/5万4798席(15.8%減)/3万8674人(7.8%増)/70.6%
合計/63万1780席(1.6%減)/40万1787人(6.7%減)/63.6%
▽ANAグループ方面別、座席数と予約数
北米線/2万9040席(2.0%減)/2万118人(14.5%減)/69.3%
欧州線/2万568席(6.7%減)/1万6503人(9%減)/80.2%
中国線/8万808席(9.3%増)/4万3012人(7.7%減)/53.2%
アジア線/4万1948席(32.0%増)/2万8921人(38.9%増)/68.9%
リゾート線/1万320席(36.4%減)/7803人(21.4%減)/75.6%
合計線/18万2684席(5.2%増)/11万6357人(1.6%減)/63.7%
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JALウェイズ(JO)と日本航空(JL)のJALグループは、提供座席数が1.6%減の63万1780席、予約数は6.7%減の40万1787人で、予約率は63.7%。方面別では東南アジア、韓国、中国で提供座席を増加し、予約数はグアムで8.7%増、韓国線で18.3%と前年を上回った。また、今年度からJLが運航する台湾は、提供座席数は15.8%減となったものの、予約数は7.8%増となった。JALグループではGW期間中、チャーター便としてホノルル線を9本、パラオ線を8本、プーケット線を2本、マカオ線を2本のほか、羽田空港深夜・早朝枠を利用したサイパン線6本など、37便の運航を予定。また、グアム線で6本、ホノルル線で1本の臨時便の運航を予定している。
一方、全日空(NH)とエアーニッポン(EL)のANAグループは、提供座席数を5.2%増の18万2684席設定したものの予約数は1.6%減の11万6357人で、予約率は4.4ポイント減の63.7%。方面別ではアジアが32.0%増、中国で9.3%増と提供座席を増加したものの、リゾートでは36.4%減と大きく減少した。予約数はアジアが提供座席の伸び率を上回る38.9%増となったほかは、いずれも前年を下回った。期間中、臨時便として成田/ホノルル線を4本、関西/ソウル線を4本計画している。
なお、先にジェイティービーが発表した、GW期間の海外旅行人数は、対象期間が4月25日から5月5日までと上記期間より1日短いものの、14.6%減の45万8000人との予測であった。
▽航空会社/提供座席数(前年比)/予約数(前年比)/予約率
日本航空/63万1780席(1.6%減)/40万1787人(6.7%減)/63.6%
全日空/18万2684席(5.2%増)/11万6357人(1.6%減)/63.7%
合計/81万4464席(0.2%減)/51万8144人(5.6%減)/63.6%
▽JALグループ方面別、座席数と予約数
ハワイ線/5万6847席(15.0%減)/4万6021人(12.8%減)/81.0%
米大陸線/4万8158席(3.4%減)/3万5592人(15.8%減)/73.9%
欧州線/5万4202席(7.9%減)/3万8006人(15.0%減)/70.1%
東南アジア線/16万400席(4.1%増)/9万810人(11.3%減)/56.6%
オセアニア線/2万2886席(0.9%増)/1万2267人(14.9%減)/53.6%
グアム線/2万3954席(6%減)/1万9978人(8.7%増)/83.4%
韓国線/8万4498席(3.6%増)/6万4249人(18.3%増)/76.0%
中国線/12万6035席(7.1%増)/5万6188人(14.1%減)/44.6%
台湾線/5万4798席(15.8%減)/3万8674人(7.8%増)/70.6%
合計/63万1780席(1.6%減)/40万1787人(6.7%減)/63.6%
▽ANAグループ方面別、座席数と予約数
北米線/2万9040席(2.0%減)/2万118人(14.5%減)/69.3%
欧州線/2万568席(6.7%減)/1万6503人(9%減)/80.2%
中国線/8万808席(9.3%増)/4万3012人(7.7%減)/53.2%
アジア線/4万1948席(32.0%増)/2万8921人(38.9%増)/68.9%
リゾート線/1万320席(36.4%減)/7803人(21.4%減)/75.6%
合計線/18万2684席(5.2%増)/11万6357人(1.6%減)/63.7%
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