アメリカン航空、第1四半期で3億2800万ドルの損失計上、燃油費高騰が影響
アメリカン航空の親会社であるAMRコーポレーションは、2008年度第1四半期の決算で収益が前年比5.0%増の約57億米ドル、純損失が前年比24.7%増の3億2800万米ドルであった。燃油費が48%増の1ガロンあたり2.74米ドルと過去最高を記録し、前年同期と比較して6億6500万米ドルの追加経費が発生したことが大きな原因。有効座席マイル(ASM)は15.8%増だが、燃油費を除くと3.3%増となる。
経費削減とバランスシート、流動性改善のため、経営およびサポート部門スタッフの新規採用の凍結、輸送能力削減のための追加計画、機材入換えの前倒しといった方策を講じている。4月16日には、資産管理の完全子会社アメリカン・ビーコン・アドバイザーズをライトハウス・ホールディングスに約4億8000万米ドルで売却した。AMRの10%の持ち株は保持。さらに現在、アメリカン・イーグルの売却も進めている。
経費削減とバランスシート、流動性改善のため、経営およびサポート部門スタッフの新規採用の凍結、輸送能力削減のための追加計画、機材入換えの前倒しといった方策を講じている。4月16日には、資産管理の完全子会社アメリカン・ビーコン・アドバイザーズをライトハウス・ホールディングスに約4億8000万米ドルで売却した。AMRの10%の持ち株は保持。さらに現在、アメリカン・イーグルの売却も進めている。