主要旅行会社の2月の総取扱額は前年比4.0％増の4953億1401万5000円、このうち海外旅行は5.0％増の1989億4159万6000円、国内旅行は3.3％増の2938億1901万6000円、外国人旅行は5.4％増の25億5340万2000円となった。海外旅行の取扱額は8ヶ月連続で前年を上回った。海外募集型企画旅行の取扱状況は、取扱高が4.1％増の565億583万6000円、取扱人数が1.2％増の38万4625人で、平均単価は14万6912円。

　会社単体の取扱額では、エイチ・アイ・エスが8.2％増の255億9609万4000円で1位となり、次いでJTBワールドバケーションズが11.5％増の164億7836万6000円、阪急交通社が7.5％増の177億6875万8000円、JTB首都圏が117億8274万8000円、日本旅行が7.3％減の114億1711万3000円、近畿日本ツーリストが12.2％減の100億1303万9000円となった。取扱額が100億円を超えたのは近畿日本ツーリストまで。

　一方、海外旅行の取扱額伸び率では、KNTツーリストが196.8％増（25億4771万円）と、1月に続き高い伸び率を記録。以降、i.JTBが31.0％増（4億4612万円）、日立トラベルビューローが28.5％増（17億1669万7000円）、エムオーツーリストが27.3％増（36億6943万4000円）、東日観光が22.2％増（5億2568万3000円）などとなった。


▽主要旅行会社取扱額（エクセルファイル）