ANAグループ、南ウェールズで「私の青空・森づくり」、ツアーも設定

  • 2008年4月12日
 ANAグループは6月12日、イギリスの南ウェールズにある「アファン森林公園」で、「私の青空・ヨーロッパ・英国ウェールズの森」として、森づくりを実施する。今まで、「私の青空・森づくり」は国内のほか、海外ではミャンマー、タイ、中国の計5ヶ所で実施していたが、ヨーロッパでは今回が初めて。今回は、ANAグループの環境貢献活動「アース・フレンドリー・プロジェクト」をプロデュースするC.W.ニコル氏の故郷である南ウェールズの「アファン森林公園」内に、地元の小学生とオークなどの苗木を約100本植樹する。アファン森林公園は19世紀の産業革命による石炭の採掘とその後の廃坑で荒廃していたが、人々の長年の努力でよみがえった森として有名で、多くの人が自然を楽しむ場として訪れているという。

 この植樹を記念し、ANAセールスでは英国の観光庁と環境庁の協力のもと、「地球環境を考える英国の旅」を設定。自然再生の現場を訪ね、人々の思いや取り組みを肌で感じながら学び、行動につなげることをめざす旅とする。アファン森林公園のほか、サケが遡上するほど豊かな川となったテムズ川の再生について、レンジャーや環境庁技官の話を聞くほか、移動によって排出したCO2の一部を吸収するための植樹なども実施するという。