クラツー、ハイグレード列車「なごみ」利用の旅シリーズ、JR東と共同で企画

  • 2008年4月10日
 クラブツーリズムは4月10日から、東日本旅客鉄道(JR東日本)の「大人の休日倶楽部」との共同企画として、ハイグレード車両「なごみ」で行く初夏の旅シリーズを発売する。「なごみ」は、JR東日本が高級感と上質を追求し開発したもので、最新技術を取り入れた快適な乗り心地が特徴。全車両がグリーン車となっており、VIPシート9席を含め、5両編成の定員は107名。1編成のみが在籍している。今回はこの「なごみ」1編成を貸切、5月から6月で合計5種類の初夏のツアーを設定した。ツアーではそれぞれ片道利用となっており、例えば5月10日出発の「本栖湖・芝桜の里と甲州花めぐり」は日帰りツアーで、片道を特急列車普通車指定利用し1万9800円、6月末出発の「神秘の湯殿山・仙人沢と酒田舞妓・ホタル舞う幻想夜」は2泊3日の企画で、帰路に新幹線グリーン車を利用し、8万9000円(4名1室)となっている。

 同社では現在、最上級の上質な移動空間を組み込んだ旅行商品の提供を強化しているところ。国内旅行では最高級ブランド「四季の華」を展開しており、この中で昨年秋から、ラグジュアリーバス「ロイヤルクルーザー四季の華」を運行している。今回の企画は特に、「四季の華」の顧客層を中心に、提案していくという。