07年出国者数、若年層は減少も60代以上は増加、地域別では東京と沖縄が微増
法務省入国管理局がこのほど発表した2007年の日本人出国者数確定値は、前年比1.4%減の1729万4935人となった。年齢別では、シニア層が伸びた反面20代と30代が落ち込んだほか、居住地別では東京と沖縄が微増した以外、45道府県で前年を下回った。
年齢別では、20代と30代が落ち込んでおり、10歳から14歳が0.2%増の31万825人となった以外は、0歳から39歳までの層で軒並み前年割れ。逆にシニア層が堅調で、60歳から64歳は9.0%増の136万1104人、65歳から69歳が3.8%増の89万5864人、70歳以上は5.7%増の76万6327人となっている。ただ、50歳から54歳が3.1%減の143万8284人、55歳から59歳が6.1%減の173万6631人と落ち込んだ。プラス成長となったのは、10歳から14歳と、40歳から44歳が2.3%増の167万5413人、45歳から49歳が2.4%増154万217人、60歳以上。全体に占める割合では、30歳から34歳が184万6866人で6.0%減ながら10.7%となり、最も海外に出ている層となった。次いで35歳から39歳が2.6%減182万2632人で10.5%、55歳から59歳が10.0%となった。
居住地別では、東京が0.3%増の321万7530人、沖縄が0.6%減の7万9500人となった以外は全道府県で前年割れ。最も下落幅が大きいのは宮崎県の9.7%減で5万924人。そのほか、新潟県が6.5%減14万3759人、青森県6.1%減4万5706人、岩手県6.1%減5万2035人、徳島県6.0%減5万4753人などが続く。市場シェアでは、東京が18.6%、神奈川が1.0%減ながら187万9088人で10.9%、大阪が2.8%減133万6683人で7.7%、愛知が0.1%減117万6232人で6.8%などとなった。
外国人入国者数は12.9%増の915万2186人となり、史上初めて900万人を突破し過去最高となった。また、再入国者を除いた新規入国者数は、14.7%増の772万1258人。なお、法務省の集計方法は日本居住の外国人の数値を含んでおり、観光立国推進基本計画などの訪日外客数とは異なる。
▽関連記事
◆2007年出国者数は1.3%減の1729万人、外客数は約835万人−JNTO推計値(2008/01/29)
年齢別では、20代と30代が落ち込んでおり、10歳から14歳が0.2%増の31万825人となった以外は、0歳から39歳までの層で軒並み前年割れ。逆にシニア層が堅調で、60歳から64歳は9.0%増の136万1104人、65歳から69歳が3.8%増の89万5864人、70歳以上は5.7%増の76万6327人となっている。ただ、50歳から54歳が3.1%減の143万8284人、55歳から59歳が6.1%減の173万6631人と落ち込んだ。プラス成長となったのは、10歳から14歳と、40歳から44歳が2.3%増の167万5413人、45歳から49歳が2.4%増154万217人、60歳以上。全体に占める割合では、30歳から34歳が184万6866人で6.0%減ながら10.7%となり、最も海外に出ている層となった。次いで35歳から39歳が2.6%減182万2632人で10.5%、55歳から59歳が10.0%となった。
居住地別では、東京が0.3%増の321万7530人、沖縄が0.6%減の7万9500人となった以外は全道府県で前年割れ。最も下落幅が大きいのは宮崎県の9.7%減で5万924人。そのほか、新潟県が6.5%減14万3759人、青森県6.1%減4万5706人、岩手県6.1%減5万2035人、徳島県6.0%減5万4753人などが続く。市場シェアでは、東京が18.6%、神奈川が1.0%減ながら187万9088人で10.9%、大阪が2.8%減133万6683人で7.7%、愛知が0.1%減117万6232人で6.8%などとなった。
外国人入国者数は12.9%増の915万2186人となり、史上初めて900万人を突破し過去最高となった。また、再入国者を除いた新規入国者数は、14.7%増の772万1258人。なお、法務省の集計方法は日本居住の外国人の数値を含んでおり、観光立国推進基本計画などの訪日外客数とは異なる。
▽関連記事
◆2007年出国者数は1.3%減の1729万人、外客数は約835万人−JNTO推計値(2008/01/29)