ベトナム航空、夏から名古屋/ハノイ線就航−ビジネスと観光の両需要に期待
ベトナム航空(VN)は8月12日から、名古屋/ハノイ線を週4便で就航する。VNは2007年12月、名古屋/ホーチミン線を機材繰りの調整のため、一時運休としていたが、中部地区の旅行業界、並びに経済界などから直行便の要望が強く、同路線での就航を決定した。
行き先をハノイにしたのは、ビジネスおよび観光面で、ホーチミンより強い需要がのぞめるため。例えばビジネスでは、日本企業の工場進出先として、特にノイバイ国際空港付近にあるタンロン工業地帯をはじめとするハノイ付近への注目が高まっているほか、投資関係の窓口も首都ハノイにあることが多く、ハノイに行く機会が多いという。また、観光面も、国内線の路線がホーチミンより充実しているほか、世界遺産であるハロン湾に近く、さらにVNが昨年就航したインドシナ3ヶ国をつなぐゴールデンルートを使ったルアンパバン、シェムリアップのほか、中国の昆明など、ビヨンドの需要も見込めるとアピール。インドシナ路線には同日接続ができるという。中部地区のホールセーラーも「運航再開は歓迎。世界遺産のハロン湾やアンコールワットとの組み合わせた人気が多く、組みやすい」と、同路線に対する期待を語る。
機材はエアバスA321型機で、座席数はビジネスクラスが16席、エコノミークラスが167席の全183席。1機あたりの座席数は以前のホーチミン線のボーイング777より34席少ないが、週あたりの供給量は全732席で81席多くなる。名古屋/ホーチミン線の搭乗率は60%から70%程度で、閑散期には50%を切ることもあったというが「1機あたりの大きさも、需要にちょうどよいのではないか」(中部地区旅行会社)と、安定供給に期待する声も高い。今後、VNでは中部地区の利用客のほか、日本全国からの需要獲得をはかる。スケジュールは以下の通り。
▽名古屋/ハノイ線スケジュール(8月12日から10月25日まで)
VN967 NGO午前10時30分発/HAN午後1時50分着(火・木・土・日)
VN966 HAN午前00時05分発/NGO午前06時30分着(火・木・土・日)
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◆ベトナム航空、12月15日から名古屋/ホーチーミン線を運休へ(2007/10/29)
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機材はエアバスA321型機で、座席数はビジネスクラスが16席、エコノミークラスが167席の全183席。1機あたりの座席数は以前のホーチミン線のボーイング777より34席少ないが、週あたりの供給量は全732席で81席多くなる。名古屋/ホーチミン線の搭乗率は60%から70%程度で、閑散期には50%を切ることもあったというが「1機あたりの大きさも、需要にちょうどよいのではないか」(中部地区旅行会社)と、安定供給に期待する声も高い。今後、VNでは中部地区の利用客のほか、日本全国からの需要獲得をはかる。スケジュールは以下の通り。
▽名古屋/ハノイ線スケジュール(8月12日から10月25日まで)
VN967 NGO午前10時30分発/HAN午後1時50分着(火・木・土・日)
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