マダガスカル航空、モロンベのトラベルガイド発行−定期便就航でアクセス向上

  • 2008年4月2日
 マダガスカル航空(MD)は3月26日、モロンダバを経由でアンタナナリボ/モロンベ間の定期便を就航した。運航日は水曜・金曜・日曜の週3便で、日本市場用に開始したもの。座席数は13席。これまで交通手段は、アンタナナリボからチュレアールまでが航空機、チュレアールからモロンベまでは陸路で12時間程度が必要だったが、定期便の就航により所要時間が2時間30分と大幅に短縮することになる。

 これに伴い、MDではモロンベのトラベルガイドを制作、配布を開始した。モロンベはユニークな形の巨大なバオバブの木や、白砂のビーチでダイビングを楽しむことができるリゾート地で、昨年8月には秋篠宮様と眞子様が訪問している。すでに約20社の旅行会社でツアーが企画されており、女性に人気だという。さらにMDは4月11日、サザンクロス街道のトラベルガイドを発行。サザンクロス街道ではアンタナナリボからチュレアールまで南下する鉄道が走り、広大な自然で有名なイサロ国立公園内で宿泊やトレッキングなどができる。MDではサザンクロス街道についてもモロンベとあわせて需要喚起をはかる考え。