エミレーツ航空、「機内で携帯通話」全路線で−ドバイ/カサブランカ線から

  • 2008年4月1日
 エミレーツ航空(EK)は、ドバイ/カサブランカ線から、飛行中の機内での携帯電話の通話サービスを開始した。これはエアロモバイル社のシステム導入により可能となるもので、サービス提供は民間航空機では世界初という。現在は同路線のみで利用可能だが、EKが保有する全てのボーイングB777-300型機にも搭載は済んでおり、近くサービスを開始する予定だ。その他の機材も導入を進め、全路線で携帯電話の通話を可能にする。

 通話は、巡航高度3万フィート(約9.14キロメートル)でのみ可能で、一度に6人まで通話できる。夜間などは通話を制限する。海外ローミング対応の携帯電話での利用が可能だ。なお、EKでは、座席電話の使用が1ヶ月7000通話以上となっているという。