JNTO、広東省広州市で「桜」ツアーを提案−ピーク以外の需要喚起ねらう
国際観光振興機構(JNTO)は、3月から広東省の広州市で、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)事業の一環として、「訪日桜鑑賞ツアー」の販促キャンペーンを展開中だ。中国の訪日旅行のピークとなる旧正月など、連休以外の時期の需要喚起をねらったもの。広東の大手旅行会社3社が参画し、人気の高い東京から大阪まで訪問するコースや、桜前線を追うように東京と東北を巡るコースなどを発売した。
広東省は、中国全体の団体での訪日観光旅行者数20万人から30万人のうち、約5万人を占める大きな市場。JNTOでは従来は、中国の人々が旅行先の決定に活用することが多い新聞広告を中心に実施してきたが、今回は初めて繁華街の地下鉄の駅などでのラッピング広告の掲出も始めた。参画した旅行会社も独自の広告を展開しており、JNTOによると、売れ行きは「数はまだ集計できていないが、好調」という。
広東省は、中国全体の団体での訪日観光旅行者数20万人から30万人のうち、約5万人を占める大きな市場。JNTOでは従来は、中国の人々が旅行先の決定に活用することが多い新聞広告を中心に実施してきたが、今回は初めて繁華街の地下鉄の駅などでのラッピング広告の掲出も始めた。参画した旅行会社も独自の広告を展開しており、JNTOによると、売れ行きは「数はまだ集計できていないが、好調」という。