トラベルメディスン教育受講者1000人突破、07年度の旅行健康管理者103名
ヘルスツーリズム研究所によると、日本渡航医学会の協力を得て提供しているトラベルメディスン(渡航医学、旅行医学)教育プログラムの受講生がこのほど、1000名を突破したという。これは、旅行中の健康障害を緩和する応急処置など、添乗員を中心に旅行会社社員に教育を実施するもの。このうち、2007年度の受講者から、日本渡航医学学会認定の旅行健康管理者(トラベル・ヘルス・マネージャー)103名が誕生した。旅行健康管理者の認定を得るため、応急処置教育の受講から専門知識を得て、AED(自動体外式除細動器)の講習と実技教育を3時間受講し、講義と実技の中で関連知識が一定のレベルに達していると認められる必要がある。ヘルスツーリズム研究所では今後も、ランドオペレーター、ホテル業界、ガイドなど観光に関わる人材の教育を進めるという。