HIS、需要に懸念を表明−燃油の影響から第1四半期で業績予想を下方修正
エイチ・アイ・エスは平成20年10月期第1四半期(平成19年11月1日〜平成20年1月31日)連結業績で、売上高は前年比5.7%増の853億9600万円、営業利益9.8%減の11億6000万円、経常利益7.0%減の14億5900万円、四半期純利益3.1%減の9億3600万円となった。HISの会計期にあわせた日本人出国者数は2.8%減の418万8000人と弱含みの推移をしている。年始の初夢フェア、海外航空券のオンラインサイトなど営業展開をしたものの、弱含みの出国者数、燃油特別付加運賃の負担増による「需要低迷の影響はぬぐいきれない」としている。
このため、取扱人数の大幅な伸びが期待できなく、この状況がしばらく続くとの予測から、売上高、営業利益ともに業績予想を下方修正する。また、為替相場の変動から、上半期に約3億円、下半期に6億8000万円の為替差損を計上するとして、経常利益についても下方修正する。期初予想では、売上高、営業利益、経常利益などHISが目指している2桁成長を上期、通年で予想していたが、今回の修正により、通年では売上高が前年比で7%増、営業利益は3%増、経常利益は為替差損の影響が大きく15%減とするなど、厳しい予想を示している。修正した予想は下記を参照のこと。
▽修正予想(売上高/営業利益/経常利益/当期純利益、カッコ内は前年比)
中間期:1750億円(3.8%増)/23億円(21.8%減)/24億円(28.3%減)/15億円(26.1%減)
通年:3890億円(7.4%増)/66億円(3.7%増)/64億円(14.8%減)/38億円(15.9%増)
このため、取扱人数の大幅な伸びが期待できなく、この状況がしばらく続くとの予測から、売上高、営業利益ともに業績予想を下方修正する。また、為替相場の変動から、上半期に約3億円、下半期に6億8000万円の為替差損を計上するとして、経常利益についても下方修正する。期初予想では、売上高、営業利益、経常利益などHISが目指している2桁成長を上期、通年で予想していたが、今回の修正により、通年では売上高が前年比で7%増、営業利益は3%増、経常利益は為替差損の影響が大きく15%減とするなど、厳しい予想を示している。修正した予想は下記を参照のこと。
▽修正予想(売上高/営業利益/経常利益/当期純利益、カッコ内は前年比)
中間期:1750億円(3.8%増)/23億円(21.8%減)/24億円(28.3%減)/15億円(26.1%減)
通年:3890億円(7.4%増)/66億円(3.7%増)/64億円(14.8%減)/38億円(15.9%増)