シンガポール航空、5月から太平洋線初の全席ビジネスクラス機材を投入へ

  • 2008年3月11日
 シンガポール航空(SQ)は5月から、シンガポール/ニューヨーク線、およびシンガポール/ロサンゼルス線において、全席ビジネスクラス機材を投入する。全席ビジネスクラス機材の導入は太平洋路線において初めて。現在、同路線に利用する機材はエアバスA340‐500型機5機で、これを順次改良し、シンガポール/ニューヨーク線で6月末まで、シンガポール/ロサンゼルス線では9月末までに導入を完了する予定だ。両路線での繁忙期におけるビジネスクラスの予約状況は、早い段階で座席が埋まることから、ビジネスクラスの需要の高まりに応える対応。導入後は、2クラス制でビジネスクラス64席を含む総座席数181席から、全席ビジネスクラスの総座席数100席となり、機内設備はSQのA380型機、およびB777‐300ER型機と同様の設備を導入。

 なお、SQはアメリカへ週46便を運航しているが、3月からモスクワ経由のシンガポール/ヒューストン線へ週4便の運航を開始し、アメリカ方面の供給を拡大する。