デルタ航空、日本路線に新機材を導入へ−フルフラットのビジネスクラスに

  • 2008年3月7日
 デルタ航空(DL)はこのほど、アメリカの航空会社としては初めてとなるボーイング777-200LR(Long Range)型機を受領し、3月9日からアトランタ/東京線に投入する。なお、3月9日の便については、日本路線へのテストフライトで、今後、改めて日本路線での正式投入の時期を決める。

 なお、DLは2009年までに8機のB777-200LR型機を受領する予定。DLは国際線の路線拡大を進めており、導入予定の新機材はアジアをはじめ、インド、中東といった路線に投入する計画だ。なお、この機材にはDLが現在進めているビジネスクラスのフルフラットシートを導入しているほか、10.6インチのスクリーンでオンデマンドのエンターテインメントシステムを備え、一新した装備を備えている。また、機内食も拡充を図っており、ワインリストもこの2月に見直しをしたという。


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