JTBグランドツアー、カーボンオフセット旅行を設定、参加者と同額の原資負担

  • 2008年3月7日
 JTBグランドツアー&サービスは3月7日、個人向け海外パッケージツアーとしてガラパゴス行きのカーボンオフセット旅行を発売する。これは、参加者の旅行代金と同社収益からそれぞれ1000円ずつ拠出し、合計2000円を原資として国内の自然エネルギー施設へ投資することで、旅行中に排出するCO2をオフセット(相殺)するもの。参加者と旅行会社が同額負担する海外パッケージはJTBグループで初となる。同社では秘境へのツアーが約4割にのぼることから、今後も秘境ツアーが実施できるようにとの思いから実施。旅の中で環境を考える機会を参加者に提供することを目的とする。

 日本語を話す認定ガイドが同行して8日間でガラパゴスの5つの島を訪れ、旅行後は「グリーン電力証書」を1人1枚配布する。目標集客数は40名に設定。設定日は4月16日、9月17日、10月8日で、料金はエコノミークラス、2名1室利用で63万8000円からとなる。