国交省、ニューツーリズムの流通促進を目的に第4回推進協議会開催

  • 2008年2月25日
 国土交通省は3月4日、「ニューツーリズム創出・流通促進事業」の第4回推進協議会を開催する。同事業は新しい形態の旅行市場を活性化する目的で、実証事業の実施やニューツーリズム旅行商品の流通を促進するためのデータベースの構築など実施しており、これまでの会合で流通の枠組みとなるシステム構築などの方針を打ち出している。平成20年度の予算(案)では5600万円規模の事業としており、今後は商品化を進めるための留意点などをまとめたマニュアルやガイドラインの策定をのほか、各運輸局による旅行会社へのコンサルティングやモニターツアー実施の支援、地域密着型のニューツーリズムへの取組みの支援、シンポジウムの開催や旅行会社によるパッケージツアーの造成、旅行者への情報提供などを展開することになっている。第4回協議会ではこれまでの実証実験とデータベースの運用状況について意見交換をはかる予定だ。

▽「ニューツーリズム創出・流通促進事業」推進協議会委員(氏名/役職)
浅井信氏/千葉自然学校理事
大下茂氏/プラニングネットワーク代表取締役
奥山隆哉氏/日本旅行業協会事務局長
大社充氏/エルダー旅倶楽部理事長
加藤誠氏/JTB旅行事業本部地域観光開発課長
菊地憲一氏/日本旅行営業企画本部国内旅行担当部長
小久保正保氏/全国旅行業協会事務局長
佐藤喜子光氏/平安女学院大学国際観光学部長
高橋充氏/南信州観光公社取締役
津上俊治氏/クラブツーリズム国内旅行部業務推進部長
堤朗氏/スカイツアーズ代表取締役
花角英世氏/国土交通省総合政策局観光事業課長