エア・カナダ、機材リニューアルがほぼ完了、夏季は新たに13路線就航

  • 2008年2月22日
 エア・カナダ(AC)によるとこのほど、機材のリニューアル・プログラムがほぼ完了したという。新型機の導入やリニューアルのスケジュールは、主に国内線と北米路線を運航するエアバス、エンブラエルの計142機が6月1日まで、長距離路線で運航するワイドボディの機材60機のうち45機が夏までに完了する予定だ。

 新機材の導入により、国際線のエグゼクティブ・ファーストクラスでは全機材でプライバシーを確保したフルフラットの新シートとなる。なお、ACのウェブサイトとアップグレードした予約システムでは予約の際、新型機であるか否かを確認できる。また、夏にはオペレーションをトロントのハブ空港の1つのターミナルに統合、米国の乗客には事前の通関手続きを提供する。

 また、夏季スケジュールで新たに13路線を就航し、国内線、北米線、国際線それぞれで便数、座席供給量を増加する。このうちカナダ中部と東部では、オタワ/サスカトゥーン、サンダーベイ、シャーロットタウン線を直行便とし、デイリー運航を開始する。北米線はトロント/オースティン線、トロント/バージニア州リッチモンド線(ダブルデイリー運航)、オタワ/ワシントン線(ナショナル空港)、カルガリー/シカゴ線の新4路線をデイリー運航する。


▽エア・カナダ
http://www.aircanada.com

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