JTB法人東京と資生堂、吉野桜の香りとじ込め香水発売−地域活性化にも一役
JTB法人東京は資生堂と共同で、吉野桜の香りを使用した香水の土産品「吉野オードパルファム」を開発し、3月末から奈良県内で発売する。商品は、2007年に開花した吉野桜から採取した香りを織り込んだ、優しく穏やかな香りという。今回の開発は、吉野山観光協会からの依頼を契機にしたもので、JTBと資生堂の、「持続可能な観光地づくり」と「地域活性化のための香水開発・製造」という目的に合致した。売り上げの一部は、桜の苗木や飼料の購入など、吉野桜の保全に活用する。
なお、吉野山には、観桜期には30万人に及ぶ観光客が訪れ、交通渋滞や大量のゴミなどの問題が発生、さらに、吉野桜も病気などの影響から激減する可能性も指摘されている。JTB法人東京では平成16年度から同協会とともに吉野山の環境保全の対策を検討し始め、17年度には「吉野山交通・環境対策協議会」を立ち上げて観光バス駐車場の予約制、交通・環境対策協力金の徴収などの活動を実施してきた。
なお、吉野山には、観桜期には30万人に及ぶ観光客が訪れ、交通渋滞や大量のゴミなどの問題が発生、さらに、吉野桜も病気などの影響から激減する可能性も指摘されている。JTB法人東京では平成16年度から同協会とともに吉野山の環境保全の対策を検討し始め、17年度には「吉野山交通・環境対策協議会」を立ち上げて観光バス駐車場の予約制、交通・環境対策協力金の徴収などの活動を実施してきた。